
歯ぎしり・食いしばり(噛み合わせ治療)
歯ぎしり・食いしばり(噛み合わせ治療)
歯ぎしり・食いしばりの原因を丁寧に見極め、模型・写真・咬合記録で静的/動的に噛み合わせを可視化します。
長年連携する歯科技工士と共同診断し、その人に合う形態を設計。ナイトガードや最小限の咬合調整、セルフケアを組み合わせて提案し、定期チェックで再発を予防します。
噛み合わせが悪いと非常に多くの不調を引き起こします。原因不明の慢性的な肩こりや腰痛、手足の痺れやめまいなど様々な症状があげられます。実はこのような症状と噛み合わせはとても関係性が高いと言われております。すべての歯科治療の基礎は、噛み合わせにあると考えています。
当院では全身を考えた総合的な歯科治療を行っております。
朝起きると、顎が疲れた、だるい、頬や肩が凝っている、頭痛がある、歯がしみるなどの症状があった経験はありませんか?それは夜、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているのが原因かもしれません。就寝時だけでなく日中、無意識に歯を食いしばっていたりすることもあります。歯ぎしりや食いしばりが原因でお口や体の健康に影響を及ぼしていることがあります。
上下の歯を側方にギリギリと擦り合わせるタイプのもので、睡眠中に生じるもの。
ひどい人では歯がすり減ってしまっていて、歯の表面のエナメル質が削れてしまい象牙質が露出してしまい歯がしみてしまう場合もあります。
上下の歯を強く噛み締めるのみで音がしないもの。歯ぎしりとは違って音がしないので気づきにくく、睡眠中だけでなく日中も無意識に行っていることが多いタイプ。
お口の中に骨隆起と呼ばれる骨が膨らんでできたコブのようなものがあったりします。また、歯が割れたり、折れてしまうこともあります。
咬筋の異常緊張は、顎に強い負荷をかけることで発生します。その原因は一つではなく、大きく 物理的要因 と 精神的要因 の二つに分けることができます。
噛み合わせが低すぎたり、高すぎたりする部分があると、十分に噛むことができません。このため、脳は噛む力をさらに強めようとします。その結果、歯ぎしりや食いしばりの力が増していくと考えられています。
歯ぎしりの主な原因として、ストレスや精神的な緊張が挙げられます。ストレスによって無意識に歯を食いしばったり歯ぎしりをする習慣が続くと、顎の筋肉が緊張し、歯ぎしりが断続的に発生するようになります。脳がストレスを解消しようとし、これを歯ぎしりや食いしばりという形で表現しているのです。
ストレスには 精神的ストレス と 肉体的ストレス の2種類があり、どちらも咬筋の緊張に影響を与える可能性があります。
現代社会では、人間関係や仕事上のトラブルなど、避けられない問題に直面している方が多く見られます。適度なストレスは必要な場合もありますが、過剰になると問題を引き起こします。
肉体的ストレスには、過労、栄養不足、睡眠不足などがあります。特に気づきにくいのが栄養不足です。過労や睡眠不足は比較的自覚しやすい一方で、栄養不足は身体からの明確な信号が出にくいため、見逃されがちです。
人体は約60兆個の細胞で構成されていますが、これらの細胞が適切に栄養を受け取らないと、栄養不足によるストレスが発生します。このようなストレスが蓄積されると、無意識のうちに顎の筋肉が緊張する原因となる場合があります。
食いしばりにより常に頬や舌が歯に押し付けられることで出来てしまいます。
歯ぎしりや食いしばりにより歯の表面のエナメル質が削れてしまい平らになります。また過度な力が歯に加わると破折することもあります。
歯ぎしりや食いしばりにより歯がすり減ったり歯の根元が欠けたりして歯のしみる部分が露出してしまいます。
歯ぎしりや食いしばりによる歯のダメージを軽減するために顎の骨が歯を守るために負担のかかる歯の周りの骨を発達させて隆起状の骨を作る現象です。
歯ぎしりや食いしばりにより歯の根元が削れる現象でくさび状欠損と言います。
歯ぎしりや食いしばりにより歯に過度の力が加わることにより、詰め物が取れたり、歯が割れたりすることがあります。
噛む筋肉は、肩の筋肉や頭の横の筋肉と連動していますので、歯ぎしりや食いしばりにより、肩こりや頭痛が起こることもあります。
問診
食生活や生活習慣、くいしばりの気になるタイミングなどを確認します。
口腔内および口腔外の検査
歯の状態やむし歯・歯周病の有無、顎関節の診査、噛み合わせのチェックをします。
専用機器での測定
筋力測定器を使って、その原因や強さを数値化します。
治療
測定結果や症状に沿って治療を施します。
その後歯石除去、歯周病治療、舌のクリーニング、生活習慣改善のアドバイスを行います。
継続的なケア
定期的なクリーニングや筋力再測定で、食いしばりや顎関節異常の改善を確認します。
原因をしっかり探り治療することで改善をしていくことは可能だと考えている。
歯の痛みは市販の痛み止めでも効果はあるが原因そのものにアプローチする必要があるため一度歯科医院を受診することをおすすめします。
こちらも意味がないわけではないが原因をしっかりと分析した上での治療が大切であるため一度歯科医院を受診することをおすすめします。
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